大中子山 (1)


H22.09.11(晴)。
会津百名山の道なき山、大中子山(おおなごやま、1,843m)にアタックしてみた。


▲▲
東山支線
 4.3h
 9/11、晴
見通川林道・東山支線〜倉の沢上流
〜激笹薮の稜線を越えて山頂へ。
GPS必須。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:帝釈山、桧枝岐
山・高原地図:14 尾瀬
ルート


昨年、福島登高会の夏合宿に特別参加させていただいた際に、大中子山の東の稜線は、
「それ程 酷いヤブではない。」との印象を持った。同時に、深戸沢から大中子山にアタックした
班は「沢入口からボサ(ヤブ)が酷くて、撤退した。」との話も聞いた。そう(ボサ)だったのか・・。

そのプランは私も考えていたのだが・・・、それだったら、倉の沢から攻めてみようか?
前回(3週前)、倉ノ沢を遡行し、林道(見通川林道・東山支線)終点も確認できているから、
多少 所要時間が長くなっても大丈夫だ。

今日の天気予報は「午後(特に18時過ぎ)に天気が崩れる可能性あり。」だ。
沢歩きは上流のみで、そこにはゴルジュ等はないし、あとは林道歩きだ。
午前中 天気が良ければ大丈夫! アタックしよう!

事前の推定所要時間は、林道歩き1.5時間・倉ノ沢上流登り2時間・稜線歩き(距離は2kmに満たないが激ヤブであった事を想定し)2時間、登り総計5.5時間と見積もっていた。

今回は、長い所要時間だ。a.m.3:00前に起床し、速攻でパッキングして桧枝岐に向かった。
国道401号線(兼352号線)を桧枝岐に向かい南西下し、追分スノーシェッドの直後で、左の幹線林道に曲がる。(アプローチについては前回のレポも参照されたい。) 幹線林道を しばらく走行すると、

 右側に、見通川林道・東山支線の入口が現れる。
 入口には“路肩決壊 通行禁止 ”とある。
 でも、本当は(安全の保証はできないが)走行可能だ・・・。
 
 この一帯は、国から地元に管理を依頼された
 共有林で、山菜・茸は地元の独占物らしい。

 林道入口脇に駐車(2〜3台駐車可能)した。
 準備をして、a.m. 6:01歩行開始。

確かに、路肩には不安があり、道の山側は 岩の
崖崩れのオンパレードだった。

道端には、黄色の4弁花が咲いていた。(→)
葉は互生だった。
後(冬)で調べよう




左支沢出合までは47分だった。
 歩き始めてから1時間04分(左支沢から17分)
 林道終点に到着した。

 まっすぐ先に 踏跡が有るよう無いような・・
 そんな所を水平にまっすぐ進んだ。

 10数〜20m先で、沢との落差は2〜3mとなった。そこで 沢へ下りて、
 遡行開始。
4m程上流に
4:1の二俣があった。
(前回は3:1と評価した所)

当然、水量の多い左・本流を進んだ。

((→)明るい下山時に撮影)



4:1の二俣から、ほんの 20m弱?で、
 (←)階段状3m滝。

 ((→)同滝を
 明るい下山時
 にも撮影。)




 大きな茸だ。直径10cmを越えている。
 名前は不詳。


 3m斜瀑。
 写真左外に、引越し紐の残置ロープがあった。

 (←)滝とはカウントしない1〜2mの段差〜小滝も、
 多数あった。

 (下山時撮影)
しばらく進むと、1:1の二俣になった。
(↓)左の谷間は、あまり美しいくはないが、
幅広い。右(→)は、渓流として美しく 誘われる。

 しかし、ここは
 開けた感じの左へ
 進む。






 右は渓流として良い
 ので、明るい下山時に
 再撮影(→右下写真)。







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