会津駒ヶ岳〜三岩岳〜窓明山 (1)


H22.05.01〜5.02(おおむね晴)。
三ツ岩岳山頂で会津駒ヶ岳方向を見ると、とても緩やかな 気分良さげな稜線が
続いている。「あそこを歩いてみたいな〜。」と思ってしまうが、登山道は無い。
それならば、残雪期に歩いてみよう。時間的余裕があったら窓明山も訪れよう。

★★★×
▲△
会駒口、
全2日、5/1~2
、概ね

短ス
緩やかな白銀の稜線散歩。
尾瀬・越後・会越の山並。
スキー滑降も楽しい。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:内川、
会津駒ヶ岳、桧枝岐
ルート


5/01 a.m.10:00を少し回った頃、三岩岳(旧道登山口)の国体記念碑(のある所の)駐車場に到着した。ここへ車をデポし、バスで会津駒ヶ岳登山口へ移動し、そこから駒の小屋まで登り 1泊。翌日、稜線を歩いて、ここへ下りてくる計画である。

準備をして、スキーを担いで、小豆温泉スノーシェッドの中にある “小豆温泉”バス停まで歩いた(6〜7分)。10:33の御池方面のバスに乗り、会津駒ヶ岳登山口で下車した。

注:バス会社は“会津バス”。5/01から、午前中も&御池までも 運行開始。
  手を上げれば、バス停でなくとも停まってくれるらしいが、バス停まで歩いた。

 “会津駒ヶ岳登山口”でバスを下車し、
 ポストに登山計画書を入れ、

 スキーをザックの脇に結わえ、スキー靴をスキーの
 金具に固定し(登りは登山靴にした)

 軽く屈伸運動をして、
 a.m.11:18 さぁ 出発!

上ノ沢の橋を渡った後、杉林に入ってすぐの(左→)右カーブに
(→)「雪崩の危険があるので近道を通れ」と書いてある。

左後方向(逆Y字路)に近道らしき踏跡があった。
山腹を少し(10数m)登り、尾根筋に出て尾根を登る。
踏跡はしっかりしている。
階段前の最後のカーブの少し手前に出た。
(特別 急な所もないし、便利な道だ。今度から、夏もここを使おうか?)

 階段部は、最近の例年のごとく、雪は無し。

 谷の斜面は、木の周りの地肌が大きく出た状態で
 雪が残っていた。

(例によって?)ヘリポート跡直下から雪があった。
糖分補給休憩を兼ねて、アイゼンを装着した(ところが、このアイゼンが・・・後述)

 (←)ヘリポート跡上。

 う〜ん、雪が少ないな〜。
 積雪 20cmぐらいかな〜・・。

前回は、スキー靴で登り、膝の前傾を強要されて太股が疲れた。今回はスキー靴も担ぎ、登山靴で登ってみた。前々回も、ゲレンデスキー用の靴だったので、靴も担いだ。) 今回は泊りなので、水を4.5Lと2日分の食料も担いでいる。荷物が肩に食い込む。

それに、アイゼン(の前半部)が・・・ずれて前に出てくる。何だか たわんでいる感じもする。爪先を雪にぶっつけ、アイゼンの位置を戻しながら登った。・・・。
(下山の頃、原因が解った(思い出した)。アイゼンは、昨年にスキー靴に合わせて長さをセットした(長さ最大!)ので、登山靴では緩かったのだ・・・。今回も色々準備したつもりだが・・・まだまだ甘い・経験が足りないな〜・・・。)

足も疲れてはいるが、それよりも肩がつらい・痛い。ボッカ(山小屋への荷物運搬人)の人々は偉いな〜・・、オイラは、この程度の荷物で降参気味だ。数歩 歩いては、前かがみになり 肩を休めながら、登った。

小屋まで直線状の尾根の中間付近で、「肩が苦しくて・・動きたくない。」気分になった。
15:30頃?「もう一回休憩をとろう。ビタミンC&糖分を補給しよう。」
小屋の予約の時、(十分余裕を見たつもりで)「16:00〜17:00に到着予定。」と言ったが・・・、小屋到着は17:00を回ってしまうかも。まっ、明るいうちには着くでしょう!

やっと視界が開け、小屋のあるピークや駒ヶ岳が見えてきた。



 まだまだ、登りが残っているな〜・・・・・・。


 17:13 駒の小屋到着。(多分私が一番遅い到着)

 休憩コミ6時間弱!登るたびに、登り時間が長くなっている。
 年齢的衰え?不摂生な生活で体力低下?
 これからは、摂生して生活せねば・・・と一応反省はするのだが・・・。

 部屋に案内された。この小屋は完全予約制で、布団は有るが、
 のだが、布団の幅は70cm程だった。

 「まずはビールじゃ〜!」ビールを購入(350ml、¥480)した。
 (食料・水は担いだが、ビールは購入するつもりだった。)
調理場(兼食堂)は、早く到着した人々で満員だった。17:30に残りの人々と交代した。
私は、まだ食事する気分になれず、すぐには調理室に入らなかった。でも、中の様子を見てみると、今回もほぼ満員だ。天気が良ければ、外で調理するのも楽しみだろうが・・・今日は寒い!

外へ出ると、満天の星空だ。
(でもバカチョン・デジカメでは、星は写らない。)
左の白点は人工衛星か?宵の明星か?




さてと、オイラも夕食にしようか?
調理室は、10人?(会員制のクラブ「歩きニスト」で、登録会員数300人で、プロガイドが企画し、参加希望者を引率するらしい。)と 5人(この人達とは、明日の大半もお友達になった。)のパーティで満員だった。私は、隣接した乾燥室で調理夕食とした。10人?のリーダーが、自作のキンピラを分けて下さった。

消灯は20:00らしい。早めに部屋に引き上げる人も居て 席が空いてきた。私もそちらの席に行き、ストーブを囲んで小屋管理人さん(思ったより若い、30〜40歳ぐらい?20代という事はあるまい・・・。)や残った人々と しばし歓談した。

もうすぐ20:00、寝ましょうか。
隣の人は、睡眠時無呼吸の“いびき”だし、午前0時頃 トイレの用?で、ドアを開ける音がしたりしたが、疲れているので 眠れた。



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