一切経山・前大嶺・東吾妻山 (1)


H22.04.10(晴)。今年も4/08にスカイラインが再開通した。
前回(“前大嶺方向”)は濃霧の中、右も左も見えなかった。今日は天気が
持ちそうだ。今日は、尾根コースを登山靴で一切経山に登って見よう。
そして、前大嶺経由の稜線を歩いてみよう。秘密兵器2もデビューさせようか?

★★☆
浄土平、
 全4.9h
 4/10、晴

お目覚め前の五色沼・薄水色
の鎌沼・裏磐梯の眺望。
緩やかな雪稜散歩。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:吾妻山、土湯温泉
山・高原地図:11磐梯・吾妻
ルート


できれば、東吾妻山にも登りたい。はっきりした時間が読めないので、多少は早めに出かけた方が良いだろう。・・・と思っていたのだが、(本心は なめていたので)理想よりは だいぶ出発が遅れたしまった。スカイライン土湯側ゲートに着いたのは、7:40頃になってしまった。

ゲートには、私の前に5台程並んでいた。8:00少し前に、ゲートの係の人が来たが、チンタラ チンタラとして、ゲートを開ける様子が見えない。8:10過ぎてもゲートを開けない。・・・。ゲートが開くのは、8:30だったのか〜?
そうだったのでした〜! 50分もゲートの前で待ってしまいました〜。

浄土平の駐車場に到着すると、一切経の噴煙(水蒸気+亜硫酸ガス?、一昨年に噴煙が大きくなり、爆発も危惧された。)は、素晴らしく元気良く吹き出て、私が登る予定の一切経山への尾根コースの上に流れていた。噴煙の周囲の残雪は、広い範囲が硫黄で黄緑色に染まっている。こりゃ〜 尾根コースは止めておいた方が良いかも・・・・。



レストハウス内のトイレ(外のトイレは まだ閉鎖中)で用を足し、準備をして、
a.m.9:23 一切経山登山口に向かって歩行開始。

しばらく浄土平の湿原を進み、一切経山・尾根コース登山口に着いたが、
登山口は竹でX印に閉鎖され、有毒ガスの噴出のため立入禁止。





しょうがない、蓬莱山と一切経の間の谷間(酢平避難小屋経由のコース)
(春スキーコースでもある。前回も ここを通ったが、今回は尾根コースを歩きたかった。)を進むか・・。今日は天気が良く、もう暑くなった!浄土平の終わり頃で、ジャンバーを脱いだ。

 夏道は、もう少し左側を進んでから、
 蓬莱山の山裾を登るが、残雪期は
 近道をして、真っ直ぐに(一切経山と
  蓬莱山の間の)
谷間に向かう。

 蓬莱山のこちら・東斜面(←写真左半
  全部)
は、一面の残雪で、山スキーに
 最適そうだ。

 登山靴だけで大丈夫だが、少し傾斜
 のある所から、アイゼンを装着した。
 (どうせなら、ジャンバー脱ぎと一緒にやれば(時間ロスなく)良かった?)

 谷間の終わりで、右45゜方向に
 酢ヶ平避難小屋(←写真中央左上)
 見えてくる。

 前回は、濃霧の中で、やや距離がある
 印象だったが、見えると近い所だった。
避難小屋に到着。ここまで1時間08分。まだ休憩は すまい。


小屋の後のバーンが、前回 誘われて迷入したバーンだ。前回、小屋の左から登り、数m左に入ったが、ほぼ小屋の真後と言って良い。

写真中央の鞍部の右斜面が(小屋から登って行く)夏道だ。
その右側の山が、噴煙の上がっている大穴の直上を通る、そして 今回登る予定だった尾根コースだ。その尾根の上を這う様に噴煙が上がっている。

小屋後のバーンを登っている人々も居るが、大半はスキーヤーだろう。
とりあえず、夏道の谷間の左斜面を登った。夏道とは、ほんの20〜30mしか離れていないが・・若干は亜硫酸ガスが薄れているだろうか?

夏道は鞍部付近から右側の尾根に乗る(そして尾根コースと合流する)が、その辺は噴煙を 少し被っている。う〜ん・・・・、どうしようか?

帰路の前大嶺経由の縦走コースと近くなってしまうが、左側の山腹を進もうか?

 (←)左へ少し進んで、一切経山を見
 る。谷間を真っ直ぐ進んでも良いが、
 ガスは低い所に溜まり易いから・・・
 
 左斜面の中間付近(小セッピの上)
 トラバースし、写真右の残雪の谷間を
 登る事にしよう。

 一瞬ノドが刺激され、数秒間 ノドが
 イライラした。

 夏道の尾根を見ると、下りの人が1人、登りは5人グループが歩いていた。(もちろん、前半は私と同じ酸ヶ平経由のコースでしょう。大穴近くの尾根は歩いていないと思います。) 後(山頂)で、5人にたずねると、「うん、ノドはイライラしたけど大丈夫。」だったそうだ。(“赤信号みんなで渡れば恐くない”状態かな?)



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