表妙義完全縦走 (1)

H23.11.23(晴後曇
ミキヤツ登山教室の募集コース“表妙義縦走”に、息子と二人で参加した。

★★☆
▲▲
妙義神社、
 全7.7h
11/23、晴後曇
鋸歯状にピークが連続する
板状の岩稜。鎖場も展望も、
恐怖と歓喜が満載。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:松井田、南軽井沢
山・高原地図 21:西上州
ルート

息子は、学生の頃は山登りに関心が無かったのだが、一昨年夏に(ロープウェイ利用で)谷川岳に連れていってから、山登りも好きになったようだ。戸隠山の岩場に楽しみのある所に登っているらしい。妙義山にも挑戦した。初回は雨の日で序盤で撤退したらしい。(そんな天候の日に行くんじゃな〜い! 死ぬぞ!)

今春も再挑戦、妙義神社からタルワキ沢のコルまで行った(白雲山縦走とは言って良いだろう)が、出発も遅かったし 疲労や道の先への不安を感じ、タルワキ沢のコルから下山(エスケープ)したらしい。それならば・・・
       お父さんが 連れてってあげましょう!
 プロのガイドを頼んでだけど・・・ぐ(^o~;)


ミキヤツ登山教室の一般募集企画に申し込んでいた。(本当は10/30の企画に申し込んでいたが、雨で中止になった。今回が2回目の申し込みである。)

妙義山とは、一般には表妙義をさし、その最高点は相馬岳(1103.8m)である。
広義には裏妙義も含めて妙義山と言っているらしい。

表妙義は、白雲山(白雲山〜相馬岳?)、金洞山(鷹戻しの頭〜星穴岳?)、金鶏山の3つの岩峰群からなる。この内、金鶏山と星穴岳は、(あまりに危険なため?)入山禁止である。

22日、群馬県高崎市のビジネスホテルに、息子と前夜泊した。

23日 7:30に妙義神社の駐車場集合である。
 6:15頃ホテルを出発、途中のコンビニで朝・昼食を購入し、6:50頃 妙義神社の登山者(&参拝者)用 市営?駐車場(2段50台)に到着した。時間的余裕があるので、道向かいの“道の駅”の駐車場で(コンビニで買った)朝食を食べたり、軽く準備運動したり、トイレの用を済ましたりしていた。



道の駅の駐車場からは、妙義山がよく見える。見えているのは妙義山の白雲山(右角が白雲山頂、左角が天狗岳だろう)で、 左奥のやや暗色のピークが相馬岳か?

写真下の建物はトイレで、その裏・道向かいが登山者用(&参拝者)駐車場である。
(神社の鳥居をくぐった所にも、駐車場(数台,\100.)が有る事はあるが、大きな駐車場の方が(特に集合場所としては)安心だろう。)

7:30ピッタリに講師(ガイド)陣が到着した。
少し遅れて長身の若い(息子よりは少し上?)女性生徒も到着した。

準備して、7:51 駐車場から歩行開始。

妙義神社奥で、右方向の登山道を登り始める。しばらくは普通の登山道だ。
(その場の流れで)若い女性がトップで歩いた。軽快に早い・・・。

 尾根筋(大文字)に出た。
 右の登り方向へ進むようだ。

 左は中間道に下る道だ。


登ってきた、尾根直前の鎖場を
見下ろす(→)。
斜度は35〜40°ぐらいだろうか?

こんな鎖場は序盤の足ならし、
妙義山では 超 楽ちん な方だ。
少し尾根を登ると、

 現れました!

ほとんどのレポに載っている
妙義山らしい最初の鎖場だ。
(奥の院(写真左外)のある所)

写真の人は、ガイドの久野弘龍(くの ひろたつ)
先生(以下リーダーと記載)。

ハーネスを装着し、
我々親子と久野先生で1パーティ、加藤美樹先生と
若い女性で1パーティに分け、

パーティ毎、1本のロープでアンザイレン(ロープで結び互いに確保)し、さあ登りましょう。

(ここは、フリーでも登れなくはないかな?)
さらに少し進むと、稜線(見晴)に出る。展望が広がる。
稜線は鋸歯状にピークが林立し、そのアップダウンは、ほとんどが妙義山らしい急な鎖場である。(全ての鎖場は撮影しきれない)

 絶壁の上の狭い稜線は、恐怖心すら
 覚える。だが、それ故に、展望が
 素晴らしい。

 足元の絶壁の 遙か下の山腹まで
 よ〜く見えまっせ〜!

 写真左中央、一段高い所が美術館
 低い所(左縁)が道の駅の駐車場
 かな

白雲山のピーク群の最後のピーク
(天狗岳)は、進行方向のままだと、
絶壁の下りが急峻なので?北側の中腹に
下る。

と言っても、この鎖場です(→)。
凄いですね! やっぱり妙義山!

でも浅い凹凸があるので、
良いか悪いかは別にして、ホールド
スタンスは豊富だ。(ガバではなく、
パーム〜スローパーぐらい)。

息子は、鎖に頼らず ホールドを拾う。
私は鎖に頼りっ放しだ。その方が安心
だっぺ〜!
中腹の緩やかな尾根を下ると、
 タルワキ沢のコル到着。

 中間道への下り道の谷間をのぞくと、
 ヤブがちで、下りたくない程の急坂だ。

 でも、相馬岳に登るには、中間道〜タルワ
 キ沢経由でのピストンが最も安全らしい。

 ←前に立っている息子が大きく写っているが、
 これ程の身長差がある訳ではない・・・。

 稜線の登山道を先に進む。若干急ではあるが、ほぼ普通の登山道に近い。



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