基本1
ムーブ(下図、左のホールドを取りに行く場合) |
1.左足でスタンスを蹴りながら
体を左が岩につく様右回転
しホールドをとりに行く。
2.ホールドをとった瞬間も
右足はスタンスを押しつけて
いる。
(そのためには、最初の右足 のスタンスは左足より少し
(30cm以上?)上である事) |
理由
1.(回転)(オーバーハングの場合)岩壁に正対したままで 次のホールドを取り
にいくと、体が岩から離れている。(→剥がされやすい、ホールドが遠い))
回転すれば、ホールドを取りにいく手と体が岩に近い。
2.(最期まで蹴る、蹴り足)
ホールドを取れなかった時、蹴り足がスタンスから離れていると、
体が逆回転し、剥がされ 落ちる。蹴りが効いていれば、体は逆回転せず
(デットな状態)、元に戻りもう一回トライ〜別なホールドを狙う事もできる。
蹴り足のスタンスから離れる方向に 回転と伸びあがりをしているので、
蹴り足のスタンスは 軸足より上(30cm以上?)でなければ、スタンスから
離れてしまう。
3.(他)回転が不要な時でも、少しだけ回転する癖をつけておいた方が良い。 |
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基本2 (蹴り足に良いスタンスが無い時)
スタンスがある場合よりは内側の
(壁を蹴り(押し)易い所)
壁を押し付けて、回転する。
理由:スタンスと同じ位置では壁を
押せない。 |
応用1 (次のホールドが軸足側だが、落差大〜かぶり大 の時)
完全に軸足に乗ってから伸びあがり
軸の手で取りに行く。
体幹の斜線も使い、距離が伸びる。
かぶりを小さくできる。
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応用2
悪いホールド(〜クラック)では
それが効く方向に、回転〜体勢
体重の移動をしてから、次を
とりに行く。
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スタンスへの乗りかた
拇指丘中心より前で乗る。
次の動きを考えて乗る。
足底の内側では乗らない!
(動けない!滑る!)
足先で乗る事で、体重も乗せやすいし
足首・膝の可動性も大きくなる。 |
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体重が乗り切るまでスタンスを見続ける。
次の動きを考えて、正しい位置か? 安心・安定してスタンスか?
最初は1cm単位でも良いが、なれたら5mm単位で位置を決める。
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登山靴でのホールドの乗りかた
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爪先で水平に乗る意識だと、岩から
離れる方向に力が入り はずれ易い。
靴底のたわみを使い、スメアの意識
で乗る。(岩に押し付ける方向に力が
入る。) |
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ホールドのつかみ方
親指・手のひらも岩につけ、挟みつけた方が
力が入る。 |
手を伸ばす理由:
“かぶっている斜面では、しがみついていては(更にかぶった体勢になり)手が疲れる。
手を伸ばしていた方が、ホールドの下に入れる。”もあると思うが・・・
悪いスタンス(でホールドは良い)の時に
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岩に張り付いているとスタンスに体重乗らず、手の
負担が大きい。
手を伸ばし 体を離すと、
(振り子の原理で)足で押し付ける力が大きくなり、
手の負担が減る。 |
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ロープの送り
最初のビレーカラビナまでのロープが
三日月(強)ぐらいのタルミ を維持。
(=トップが動けるが、それほど緩くもない程度。)
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トップがランニングビレーのカラビナにロープを懸ける時は、ロープが大きく引かれるので、(その直前に)定位置から1〜2歩離れていて定位置に戻る〜腰を落とした姿勢にしてから立ち上がる 等をすると送り幅を大きくできる。
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ビレー点が(アイスや脆い岩・アンカー)弱い時は、滑時にビレー点に瞬間的に大きな力が加わらないように、ロープを瞬間的に送る手技もあるが、その後止められないと大変なので初心者は行わない方が良い。ATCのフリクションを最初は緩く(角度を緩く)しておくぐらいはしても良いか? |
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引手は左手(利き手でない方)
理由:トップが滑落した時ロープをブロックするのは、引手を体に寄せるだけ
なので力は要らない(2本指でもできる。左手も十分。)
ブロックしている時に、岩や木等の操作等 何かをしたい時右手が操作
しやすい。ロープをブロックしている手を持ち変えれば良いのだが、
ブロックしている時はパニック状態なので、その発想が浮かばない。
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ロープの送り
引手側は体から離さない。
(離すと、滑落時ロープが滑る)
引き戻す時は瞬間的だし、引く方向に力働いているので
話しても良い?
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この時?
(ミキヤツ教室では)(持ち変えると時間ロスるので)
一瞬は両方のロープを持って良い。
ただし、すぐに正規の持ち方に戻る。
引手はロープを緩く握って滑らすが良い?
これに関しては、もう少し確認・整理・練習が
必要なので、あとで詳細にまとめよう。
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トップが滑落した時
ランニングビレーの向こうであれば、引手を体に寄せブロックする。
最初のランニングビレーの手前ではグランドフォールするので、
(受け止めるのは難しいが)着地した後、後に転倒し頭を打たないように、背中を押してやる。 |
ビレー点が(アイスや脆い岩・アンカー)弱い時は、滑時にビレー点に瞬間的に大きな力が加わらないように、ロープを瞬間的に送る手技もあるが、その後止められないと大変なので初心者は行わない方が良い。ATCのフリクションを最初は緩く(角度を緩く)しておくぐらいはしても良いか? |
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“腹を凹ます”
(単に、腹筋で腹を凹ましても意味がない・・・)
おそらく、スキーと同じく、足の力が上半身に伝わるように(スキーの場合は上半身の荷重が足&スキーに伝わるように)骨盤を立てる(=腰で折れない=腰&背中を緩く丸める=へっぴり腰にならない)という事だろう。
そうする事により、蹴りの力が、上半身→手 へ伝わるという事だろう。
大昔、スキーで、♂っぽい先生に“ケツ(お尻)の穴をすぼめる”と習った。女性には受けないない表現かもしれないが、確かにそうすると 良い体勢になる。(間接的なのだが)感覚的に解り易くて、良い表現だと思った。多分同じ事だろう。 |
(今の私のレベルでは、)
力が無いと思わない!
スタンスへの乗りかたが悪い、ムーブが悪いと思う事!
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体脂肪、多くても18%以下。
・・・・この点に関しては ・・・・ノーコメント。
努力しましょう、できる範囲で・・・・ ぐ(^o~;)
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