ジャンダルム縦走(&西穂高岳、奥穂高岳) (1)

H23.09.17~9.19(小雨、晴、晴)。
UIAGMガイドの長岡先生の山行企画(ガイド山行)「ジャンダルム縦走」に参加した。
(主目的ではないが)西穂高岳(2909m)・奥穂高岳(3190m)を経由するコースだ。

★★★
▲▲△
新穂高♨、
日、
9/17~19,晴
最初から最期まで、
ナイフリッジのような岩稜。
つらくて恐いけど、楽しい。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:穂高岳、笠ヶ岳、
山・高原地図 37:槍ヶ岳・穂高岳
ルート

9月17日(小雨) 新穂高ロープウェイ山麓駅13:00または西穂山荘16:00集合の予定である。時間的に柔軟性のある後者にしていただいた。

松本まで高速(ナビで4時間50分)、松本からR158&安房道路(同で1:50)を通り、12:30頃?新穂高♨に到着した。

新穂高温泉の道路終わり(第一ロープウェイ山麓駅)まで行くと、有料駐車場があった。6時間¥500.らしい。 駐車場係の人の話では、600m程下(の話だったが1km以上ありそう、駐車場の長さが200~300mあるかも。)に無料駐車場があるらしい。そっちにしよう。

手前のスノーシェッド(ロックシェッド?)中間付近で左(西)分岐する道が、露天風呂
&無料駐車場の入口だ。

満車は露天風呂の?無料駐車場の?か不明。

確かに、露天風呂の所は満車だった。
奥の無料駐車場の所は、満車に近いが
まだ若干の空きがあった。工事現場や
避難所にある簡易移動トイレがあった。

 (登山地図によると)150台駐車可能。

 一安心だ。昼食としてコンビニのおにぎり2個を
 食べた。

 準備して車道を歩いた。
 (実は温泉下まで川沿いに歩道あり。)

ロープウェイ山麓駅には、13:15分頃?到着した。(歩行時間は15分強か?)
ロープウェイ料金は、ザック8kg以上は荷物料金¥300.プラスされるらしい。

沢泊り2泊の荷物に比べると、とても軽いので、8kgは無いと思っていた。
秤に置くと、9.5kgだった・・・。

水1Lは良いとして・・、

私、北アルプスは ほぼ初体験だ。(20歳台前半頃に上高地から槍ヶ岳まで縦走した事はあるが、30年以上前の話である。ほとんど覚えていない。)
9月の3,000mクラスの稜線や小屋の寒さが どの程度か解らない。(最近は東北地方の2,000mクラスしか歩いていない。) 寒さに対する恐怖心がある。

防寒着として、いつもの厚手のカッターシャツと 登山ズボンの上に履ける短パンの他に、小屋が寒かった時のためにダウンの中着の上下、薄手のウールの下着に近い中着の上下、超寒かった時のために厚手のフリース、

手袋も皮、化繊の一枚地、それに何とか入るフリース、軍手・・・
たくさんザックに詰め込んでいた。一個は100~300gでも、たくさんあると重くなります・・・。

ロープウェイは30分間隔の運転らしい。次の発車は13:30。連結する第二ロープウェイの発車は13:45だった。

山頂駅の建物で、登山口への出口が解らない。

 階段を登り続けて屋上に
 出てしまった。小雨が降っ
 ていたので、合羽を着た。

 登山口への下り口がない。
 記念写真撮影係の人に訪ねると、
 3F?レストランの奥左だと
 言う。

レストランを通り外に出る。少し真っ直ぐ前に進み、
庭園の中で右に曲がると、
(→)登山口があった。

一旦少し下った後、緩やかに登る。
日が射してきて暑くなったので、
合羽を脱いで登りつづけた。
やや急になった頃、また雨が降り始めたので、合羽を着た。
程なく、西穂山荘に到着した。山頂駅から1時間10分程だった。

山荘には、既に長岡先生や、他の参加者

 S氏(73歳) 若い時から、自分で山登りはしていた。20年前から
  ジャルダルムを登りたいと思っていたが、途中で断念していた。
  数年前から長岡先生を頼ったが、最初は体力不足で断られたらしい。

  そして、「縦走をもっと沢山するよう」指導され、(プライベートで?)
  妙義山でフォロアーとしてのトレーニングも受けた。
  何回かの企画も雨で中止になっていたらしい。

 N氏(40歳) S氏の知り合いで、仲間として誘われたようだ。
  富士登山等はしているが、クライミング経験は無いそうだ。
が既に到着していた。

夕食まで、皆で懇談したり、用具の確認等をしていた。山荘は暖かく、登りの時の服装(fine trackの下着と薄手のシャッツ)で十分だった。

その服装のまま着乾しで寝てしまった。布団・毛布もついているので十分だった。・・・私のザックの2/3~3/4を占める防寒着は、何のためだったの?
9月18日(晴)
4:00 起床 5:00出発予定だったが・・・、(出発時の疲れ、部屋に出入りする人多かった、先生は我々の力量に対する不安?等で眠れず)全員寝坊した。
4:45 起床、朝食の代わりに頼んでおいたオニギリを食べ、5:30頃歩行開始。


 最初の小さな
 ピーク:丸山
 で小休止。
 (←)
 遠景 右から、
 西穂独標
 西穂高岳
 ジャンダルム
 だろう。

振り返ると、谷間には雲海が広がっていた。

予定より出発遅かったし、ゆっくりも
していられない。先へ進もう。

西穂独標到着。独標から、道の先を見る(↓)。
中央がジャンダルム、その右手前が西穂高岳、左が奥穂高岳、さらに左の遠景が涸岳沢(写真左端)だ。右に続く尾根は吊尾根だろう。((写真では)ジャンダルムと繋がっているように見えるが、奥穂高岳と繋がっている。)



 涸沢岳(写真右)
 のず~と左に
 槍ヶ岳(写真左)
 も見える。

 (上写真より
 拡大率大)



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