剣岳・立山(1) −室堂平(1)ー

H24.08.24〜8.25(全て晴後曇)。
剣岳 (2,999m)は、映画“点の記”で針の山と表現されていた山である。
大きな憧れもあるが、不安・恐怖心もある剣岳へ、意を決してでかけた。
ついでに、立山 (3,015m、日本百名山)も訪れよう。

室堂、
 全3日
8/24~/26,晴
剣岳:映画“点の記”で針の山。
立山:北アルプスや室堂平の
   展望が絶品。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:剣岳、立山、黒部湖
山・高原地図36:剣・立山
ルート

8/23 立山駅近く(立山山麓温泉)のペンションに前夜泊(素泊まり)した。
 よそものの私は、よく解っていなかったが、立山ICは、富山県○○立山町にあり、
 立山山麓温泉や立山駅は、富山県富山市○○地区にある。
8/24 6:45頃?ペンションから出発した。
 立山駅そばの第1無料駐車場に着いた。私は最後の2〜3台目ぐらいであった。
 (他にも幾つか駐車場があります。)
 室堂までの往復切符を購入した。
 まだ7:00前だったが、
 7:20の臨時便の切符になった。

待ち時間に、ケーブルカーを撮影(→)。

ケーブルカーは、平均24°最大29°(美女平直下)の傾斜を登るらしい。(立ち席入れ)70〜80人?(大型バス2台分)、所要時間は7〜8分である。

美女平でバス(ケーブルカーに連結している)に乗り換える。
室堂までは50分(20km?)かかるらしい。

 バスの窓から、称名滝(しょうみょうだき)を鑑賞した。
  
4段 総落差350m(日本一)、最上段の落差126mらしい。
  雪解けの時は、その右にハンノキ滝(総落差500m)も
  現れるらしい。

 弥陀ヶ原。
 幼年期の地形のような台地だ。
 この辺の水も称名滝へ注ぐ。

 ここの散策も良さげだ。
緩やかに長い道だ。途中で見えている山は、目的の山ではない。

やがて、目的の山が見えてきた。左に剣岳、右に立山が見えて
いる。中央は剣御前かな?

手前の台地は天狗平。

室堂に到着したのは、8:40頃か?
室堂(バス)ターミナルの階段を登り(3F?)外へ出た。
出た所すぐの左が、玉殿(たまどの)湧水だった。水を大きなポリタンに1.5L補給した。飲んでみると冷たくて美味しい水だ。小さいポリタンの0.7Lも入れ替えた。
(写真撮影したつもりだったが、電源切るのが早く 記録されていなかった。)

湧水のすぐ上がルートだ 9:04歩行開始。
(→)右は立山(雄山(おやま?)等)への道だ。

私はミクリガ池の左を通る予定なので、
左へ進んだ。とても緩やかな丘の左を
巻くように進む。
室堂平は、なかなかの お花畑だったようだが、今の時期は季節終わり気味。

 (←)チングルマの冠毛
 お花畑の最盛期は過ぎた感じだが、

    ミヤマアキノキリンソウ(↓)。



 ミクリガ池に映る立山。

 私の予定では、この辺で地獄谷に下りる
 計画だったが、丼勘定で目立った道を
 歩いている私、通り過ぎてしまった。
 (後述する、地獄谷は現在進入禁止)


 このすぐ先が、みくりが温泉だ。

登山道周囲は花が豊富だ。

 白い花、シシウド〜セリ系は、私は見分けられない・・
 イブキゼリモドキ?シラネニンジン?・・・前者?

                       
 キオン(黄苑)
 山地帯〜高山帯の日当たりのよい草地に生える多年草で、高さ0.5-1mになる。頭花は直径2pほどで舌状花は5個。ハンゴンソウと間違えやすいが、ハンゴンソウは葉が3-7深裂する。花期:8-9月。

 ほんの少し先の丘(肩?)で、
 左前に地獄谷が見えた。

 事前の予定では、手前から
 地獄谷に下りる予定だったが
 現在は、(噴煙のため)
 地獄谷経由のコースは
 進入禁止である。

 しょうがない、血の池経由の
 ルートで行きましょう。

ルートは、
箱庭のような
小稜線の上で、
左に倒したU字型に戻ってくる。

向こうの小稜線が
良い感じだ。

向こうには
剣御前等が
見えている。

前半のルート右に、血の池がある。
赤褐色の池塘だ。

火口跡で、酸化鉄成分が多い らしい。


 右には薄青の池がある。
 リンドウ湖という名前らしい。

 左カーブして戻った道の先、
 向こうに見えているのは、
 雷鳥荘だ。



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