神籠ヶ岳 (1)


H20.03.08(曇)、
今日の天気予報は、会津若松は曇時々晴(最高気温3〜4℃)、下郷は曇だった。
明日の方が天気が良いが・・・、明日は親戚の法事で 山にはいけない。
下郷町の神籠ヶ岳かろうがたけ、1,376m)なら、今日でも 何とか大丈夫だろうか?

★☆
▲▲
鉄塔、4.3h
 3/08、小雪
山ス 山頂直下のブナ林の雪原が良。
新深雪の急坂でダウン直前。踏跡は±?
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:林中
ルート


「いずれ 訪れてみよう。」の計画段階では、「東北東尾根の1,301.8mピークから
沼山集落手前の鉄塔方向に伸びる尾根を登るのが緩やかそうだ。北東尾根を滑り
桧和田峠から大内宿へ滑り降りるのも良いかも?」等のプランも考えていたが・・・。

HP“会津名山案内”によると、最短距離は その鉄塔から沢を詰めるルートの様だ。
この山初体験の私は、今回は、そのルートを歩いてみる事とした。
市街地から この山を見ると 木が密生し、スキーには向かない様に見えるのだが、
“会津名山案内”に「スキーで滑れそうな尾根がたくさんある」と書いてあったので、
山スキーで登る事にし、その山行レポをプリントして、神籠ヶ岳に向かった。

会津若松から国道121号線を南下、湯野上温泉終わり頃に、右・県道329号線に入り 大内宿に向かう。
 やがて左前方に、神籠ヶ岳が見え
 てきた。

 中央谷間の向こうが山頂だろうと
 思うが、今日は雲の中だ。
 (写真撮影のため)車外に出ると、
 まだ 平地なのだが、寒い・・・。
道が大きく右カーブする所に、逆Y字路に左に分岐する道がある。沼山集落&中山峠に至る県道131号線だ(道なり右カーブも県道131&329号線です)。左に曲がる。

曲り角から1kmチョイ(1分台?)、目印の送電線鉄塔
が、右手に現れた(→)。

 鉄塔のすぐ脇に、
 小さな広葉樹の林と
 その先の杉林に入って
 行くトレース(踏跡)が有
 った木には赤テープ
 も、巻いてある(←)。
HP“会津百名山案内”さんでは、「鉄塔の少し(20〜30m?)先の、杉林の中・石碑もある林道を進むと、沢&旧会津西街道の看板があるので、そこで右・沢沿いに進み、沢が急坂になったら、右の尾根を(稜線に向かって)進め。」とあった。(そのルート図は、その右の谷を進んでいる。まっ、どこでも良いんです。)

このトレースは、予定の(会津名山案内さんの)コースより若干手前の印象は有るが・・・。トレースは複数のスノーシューと1〜2人のスキーの跡だ。目的は私と一緒だろう。

この山初体験の私! 今日はこのトレースに ついて行ってみよう!


 トレースは、杉林の中、若干左方向、
 杉林の終わりが見えた頃、左45゜の方向に続いていた。
 (全体としては、西〜西北西方向)
 杉林の対角線を右下〜左上に歩いた感じだ。


 杉林を出ると、遊歩道化された下野街道と
 交差した。トレースの先は、今度は道っぽい
 幅だ。

 その道っぽい広さは手前にも続いていた。
 トレースは、この交差点に出るため近道した
 様だ。ドンピシャリだ。凄いトレースだ。

 トレースは、いつの間にか 道ではない所に
 なった(写真を整理しながらかすかな記憶で思うには
 道が左カーブするとき、道と別れ、今までの方向真っ
 直ぐに、小さな川を越えた所だろう。)

 平坦な白樺林の中を進む。 歩いていては楽
 しいが・・・「もう一度 ここを通れ。」と言われる
 と自信がない・・。

 右手10〜20mには小さな沢と、その向こうに
 大きな尾根が見えていた。(当初、地図を見て、
  ここが登り易いだろうと思っていた 1031.8mピークから鉄塔に伸びてくる尾根
。)

ここの序盤、30m?左にも緩やかな谷・沢が見えた。会津名山案内の沢かどうか?とも思ったが、さっき横切った小さな川かも?前後関係の記憶も若干曖昧ですが・・・。

 やや左目に進み、林道と合流した。

 (「会津名山案内の林道の支線か?道の先か?」とも思っ
  たが・・・、さっきの道っぽい所の続きかも。)



しばらく林道を進むと、林道の先は不明(終わり?正面はやや急坂)になり、
トレースは、今までず〜っと近くの右に
見ていた沢沿いの道になった(→)。

会津名山案内の“沢沿い”に比べると、
タイミング遅いし、狭いが・・・・??
すぐに、沢は杉林の中に入る。トレースは、その手前で 沢の対岸に渡り、杉林の中に入っていた。

杉林の最高点付近を進む。右手にはすぐ近く(数十m)に高い尾根が見えていた。さっきの長い尾根か?その中間のやや短い尾根か?(多分後者)

やがて、小さく急な尾根を登り始める。木には
赤テープが巻いてある。誰が結んだんだろう
か?このトレースの主か?より以前前の人か?

幅4〜5mの 狭く急な尾根だ。トレースは
細かくジグザクに登っていた。
トレースを見て解ってしまった。スキーは!!!
長さ80cm程のショートスキーだった。足を
開くだけで、方向を反転できる様だった。
私は、170cmの山スキーである。大きく足を開く事はできない。曲がり1回毎に キックターンだ。4〜5mの距離の両側で、1.7mスキーでのキックターン・・・1回あたり進める距離は、推して知るべしである。

しかも、通常のキックターンでは、山側のスキーテールが斜面上に触り、スキーを回しにくい。逆回りのキックターンだと、テールはひっかからないが・・、急斜面で慣れないターンをする気にはなれなかった。

スノーシューやショートスキーに比べると、時間も 脚力・腕力も かなり浪費した感じだった。

反省した事・解った事:スキーを前に振り出して(スキーテールを雪から抜き)足を上げた後 つま先を下げ気味にすると、(スキーの重心はつま先より先にあるので)踵をロックしなくても、階段登行やキックターンができる。


も〜参りました〜〜 頃、
稜線(東北東尾根)が見えてきた。
ここは、大内宿から登ってくる東北東尾根だが、
本HPでは、仮に稜線と呼ぶ事にする。
ここで、左だ。緩やかな稜線歩きは
気持ちが良い(→)。

(↓)稜線左手に見えているのは、
山頂で
はなく、
その1381m
ピーク
(三角点の
ある山頂より少し高い・・)
だろうか?
山頂は進行方向真っ直ぐだが、手前ピークに隠され、見えていない。
予定より大分右に出た様だ。(実は、地図を見て最初に考えたルートの 1,301.8mピークに かなり近かった。)



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