木地夜鷹山 (1)


H19.11.03( 後晴)。会津の道なき山の代表として、
名前が面白い!木地夜鷹山(きじよたかやま、 859m)に出かけてみた。

★★

▲△
大滝、1.7h
 11/03、
 高
(面白い山名篇1)三方に伸びる険峻な稜線
・・特に”狐戻し”の岩稜が圧巻。すり鉢の
底の百戸沼、島の如き竜ヶ岳・・/踏跡有り
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:安座
ルート


ネットで検索すると、HP”会津名山案内”と”福島登高会”の頁が表示された。
両HPに拠ると、比較的しっかりした踏跡があるらしい。
コースには、所々に赤布(〜赤テープ)も巻いてあるらしい。

国道49号線を西進し、西会津町街の直前(東、磐越道をくぐる直前)で、左の国道400号線に入る。ややしばらく南下する。飯谷山・小杉山登山口も過ぎ、



(↑)400号線、分岐部の数m先に、大滝集落への入口である事の標識が有る。タイミングとして、少し遅い!
 杉峠への登りが始まる所に、民家としては若干大きい
 家屋がある(↓)。2階の雨戸袋の所に”橋元屋”と
 書いてある。
 400号は昔の街道で
 ここは旅館なのだろう。

 そこに”黒沢橋本屋前”
 というバス停もある。


 宿の向こうを、右直角に曲がる
私が写真撮影している間に、三菱・ランサーが (何の迷いもなく)その道に入っていった。車の中の人々は、フリースの上着を着ていた。なんか登山者っぽい。茸採りだろうか・・・?

林道を進むと、5軒程の大滝集落になる。大滝集落の先は砂利道になる。

さらに少し進むと、左手に工事中の道が有った。そのまま真っ直ぐに進む。途中には幾つかの待避所(〜駐車スペース)が有り、茸採り等のかたが駐車していた。

徐々に軽い悪路になってくる。さっきのランサーに追いつた。どうやら、私と同じ目的の様だ。
しばらく後をついて行くと、
右手に、4台程の駐車スペース(→)が有った。

ランサーは、少し行き過ぎてからバックしてきて
そこへ駐車した。彼らから情報を得たい私も、
そこへ停車した。
駐車場から、道の先・正面を見ると(→)、谷間の終わり(実は左にカーブしている)の様な山(台倉山の尾根の一部)が見えている。

たずねてみると、「先の道が悪いので、我々は、ここに駐車する。友人の情報によると、ここが最後の駐車場だろう。登山口もすぐ先だろう。」
そして、
「あなた(私)の車(ジムニー)は車高が高いから行けるでしょう。」と答えてくださった。・・・・。そうですか。そう言われては・・最後まで車で行ってみましょう。
150m進むと林道は終わった。林道終点もあまり道幅は広くない。
普通車サイズでは転回しずらい(駐車もしにくい)だろう。
やっぱり、さっきの駐車場に駐車した方が良い。

路肩の草むら、沢ギリギリに駐車して、
仕度を整え始めた。

私が準備運動をしている間に、下に駐車した
ランサーの
3人が追いついてきて、先に進んで
行った。

しばらくは長谷川沿いのはずだから、
正面の山(尾根)の手前を進むのだろう。
(→)写真左端の鞍部が、黒沢越の峠だろう。

(↓)山〜峠の部分だけのアップ。斜面には岩肌も見えている。


すぐに、右の長谷川を渉り(→)、


長谷川の右(上から見て左岸)を、沢沿いに進む。

「予想よりは、しっかりした踏跡だ。道と言って良い。
 ま〜・・、この道は百戸沼までの可能性も有るが。」







(下山時に気づいたのだが)
(↓)道端に紫の花だか実だか解らない植物が・・・。
 カメバヒキオコシの実

 (帰宅してから 写真の)葉を よく見ると、
 カメバヒキオコシだ!

 紫の花だか実だか解らないものは、その実だった
 様だ。

 長谷川沿いを、左右の岸を行き来しながら進む。
 (長谷川は計4回渉った。)

 長谷川は、全体としては穏やかな沢で、渉る所には
 飛び石が置いて?ある。深さも30cm未満程度だ。
 石を滑り落ちても ずぶ濡れには ならないだろう。
しばらく進むと、谷が急なので?少し高い所を歩く様にになる(沢沿いである事は同じ)。道の先に、比較的きれい(手入れされた?)ブナ林が現れた。
道の先で、道は(沢沿いに)右カーブする(↓)。(↓写真は紅葉を入れるために、振り返って撮影した。従ってカーブの向きは逆。)


 沢との高度差は
 10数mか?

(←←左小写真)カーブ外側で沢が分かれていく。長谷川だろうか? でも、水が少ない・・・・。ヤブで見えないだけか・・・?
10数m進むと、左にまた沢が分岐する。こんどは水量が多い。こっちが長谷川かな〜・・・?

(実は、百戸沢だった。さっきのが長谷川で正しかった。)

右カーブ角から、ほんの20m程?の所、
道沿いの沢の水量は細い。糸状の水流が2〜3本程度だ。

小沢ながら谷の斜面は急でザレ場だ。落差は8m程か。
道は、沢上流の谷間に下り
そうな途中で消えていた。

沢沿いこちら側の尾根を、
少し進んだが踏跡が無い!

良く見ると谷向かいに道らしきものが見えた。(下山時気づいたが、向こう側の斜面に赤布も有った。)

ここは枝沢だった。ここは、左へ横切るのだった。直前の水量の有る沢が百戸沢だったのだ。枝沢を渉ると、少しの間高い所を通るが、程なく百戸沢沿いを歩く様になる。

枝沢で道が終わっている様に見えたのは、谷への下りが急斜面のザレ場なので、それぞれの人が 自分で下りれると思った所を通るので、踏跡がバラけていただけだったのだろう。



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