鷲ヶ倉山 (1) |
H19.10.28(晴)。
歴史春秋社”会津百名山ガイダンス”では、鷲ヶ倉山(わしがくらやま、 918m)は、
”道無きヤブ山だが、会津の郷山らしい風情と品格・・・”と難度は高いが魅力的な山
として紹介されている。誘われてしまうが・・、道なき山では 私には・・・・・・・・・?
HP”会津名山案内”のレポに拠ると、しっかりした道!が有るらしい!
「これは〜、行ってみねば〜!」
十島、1.4h 10/28、晴 |
紅葉◎。蛇行した滝ダム湖等の眺望 も良い。初級C・上級Cの道もあり。 |
道路地図(マピオン) 1/2.5万 地図:只見 |
ルート 図 |
HP”会津名山案内”に拠ると、林道途中で林道と別れ 痩せ尾根の
急登を登るコースと、林道終点に続く 危険の無いコースが 有るらしい。
ここでは仮に、前者を 上級コース、後者を 級者コースと呼ぶ事にする。
国道252号線を只見町に向かって西南方向へ進む。只見町に入ってすぐの集落・塩沢集落に、河井継之助記念館がある。 | ||||||
その記念館の駐車場が、252号線左手の只見川沿いにある。そこへ停車し、 鷲ヶ倉山の遠景(↓)を撮影した。
なるほど、鷲だ。左(向かっては右、上部が上級コース))の翼は見えている。右の翼(初級コース)は、手前の尾根に隠れている。登ってみると、倉(=岩)でもあった。 上左写真に写っている橋が、この後、私が渡る橋(十島集落への橋)である。 塩沢集落の中、左に入る道に曲がると橋に出る。 |
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橋を渡って左に進むと、すぐに(200〜300m?)十島集落が見えてくる。 集落手前にY字路があり、右・集落上(山側)の道に入った。 (左の水平な道は舗装工事中であった。) 少し進むと、集落の終わり頃、 (集落下の道に下りる直前付近) 山側に真っ直ぐ向かう農道(林道)がある。 ここが、山頂下まで続く林道だ。 林道を山に向かった。 |
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杉林の中、道は左に少し行って、また右にしばらく進む。杉林の中は、まぁまぁ普通に整備された林道であった。その後の九十九折れの登りが悪路であった。 道幅が狭く、轍(わだち)が 20cm?ぐらいの深さで えぐれていた。 昨日の雨で滑り易い。一瞬、タイヤが空回りしたりもした。今日、私は、(私の悪路用のジムニーが車検で)代車の古い二駆の軽乗用車で来ていた。深い轍を避けるため、限界まで路肩に寄らないと腹をこすりそうだ。かと言って、車での走行をあきらめバックするにも、(この道幅では)バックだって、容易ではない 実は、私のジムニーは、軽自動車が8cm幅広になる直前のジムニー(その四角ばった形のファンが居て、中古車市場では、新型よりも人気が有るらしい。)は、ボンネットの角が邪魔ですぐ先の足元が見えず、このぐらい以上の傾斜では弱気になってしまう傾斜だ。 この道は、軽トラック・/ミニ・パジェ/パジェロ・イオがベストだ(大型四駆は カーブで 立ち往生するだろう)。 まっ、なんであろうと、軽乗用車では、もう降参!
(眼下の十島集落との標高差は100mだ。水平部の距離を考えても、歩いて20〜30分程だろうか? 集落〜杉林付近で、地元の方の迷惑にならない所に駐車して、集落から歩い方が無難だ。20〜30分の歩程を短くするために命懸けのドライブをするのは割りに合わない。(集落の神社に駐車スペースが有ったかは不明、若干遠いが河井継之助記念館の駐車場に停めるか?)) |
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林道をしばらく進むと、右手の急な谷に赤テープが有った。(→↓) ?ルートではない所だが・・・? (帰宅してから地図を見ると)テープの踏跡は、2つの集落を結ぶ昔の峠道で、その道を保存したいと思っている人が歩いているのだろうと思われた。 道(林道)の先には、 山頂が見えてきた。 (←) (ここは、もう、「会津名山案内」さん達が駐車した所も 通り過ぎている。) |
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視界が開け、正面に山頂が 良く見えた。 左手には、4〜5台の駐車 スペースが有った。 |
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道が左方向に向かっている。 山頂直下に向かっているが・・・。 道幅が広いので、林の上に山頂が 見えている。山頂右の急斜面が、 上級コースの難所だろう。 紅葉し始めた林は、 歩いていて 心地良い。 |
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少し進むと、道は直角に近い左カーブになった。 (→、この写真は、ここが重要ポイントなので、 (誤りに気づいた後の)下山時に撮影した。) |
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じつは! この直後の右側(山側)が、上級コースの入口であった。
ススキ原の分岐から3分、左直角カーブからなら1分の所だ。林道が、やや北方向に地形なりにもう一回緩く左カーブする所だ。 |
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私は、「上級コースは、林道も終わり頃、林道のすぐ脇から、急登の尾根取り付きになるのだろう。」と(勝手に)思っていた。 最初に ここ(↑)を見た時、”刈り払われているものの、急峻な尾根は見えず、道の先は緩やかな斜面で、両脇はヤブで 下草も多い。”ので、ここは作業道だと思った。 「変な道に入っては、迷ってしまう。」 何の疑いもなく、ここは、パスした。(パスしてしまった・・・・。) |