西吾妻 明道沢コース・大平コース (1)


H19.10.13(曇後晴)。

2000mクラスに素人が行けるのは、今週末が最後だろう
(もう寒い。そろそろ雪が降る可能性が有る。)
先週の飯豊の下りで、右膝を少し痛めた感じだが、
一度は歩いてみたいと思っていた 大平コースに出かけた。

全6.3h、
10/13、
後晴
稜線の草紅葉はほぼベスト。
明道沢C:プチ危険で プチ楽しい。
大平C:揺るやかだ が平凡。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:天元台、吾妻山
山・高原地図:11 磐梯・吾妻
ルート


コースは、天元台から 明道沢コースを下りて不動閣に至り、そこから
大平コースを登り、稜線を西(人形石・天元台方向)に戻る ルートとした。

下りは、(右膝が少し痛いので)天元台スキーリフトに乗って下りようか?
それとも!時間的余裕が有ったら、大回りして若女平を下りようか?

土日の天元台ロープウェイの始発は、夏と同じく 7:00かと思っていた。

自宅出発前、膝にテーピングしてみた。持っていたテープは伸びないテープだったので足を動かせない。「だめだ、こりゃ〜。」テーピングはしない事にした。右膝にサポーターを2重(肌密着タイプとズボンの上からするタイプ)にして出かけた。それにしても・・・役にたたない(踵固定には役立つかも)テープを、何年間もザックに入れて運んでいた私は、一体・・?・・・・・まぁ、そんなもんです。

そんな訳で、出発が遅れ、始発の7:00には間に合わない時間になってしまった。7:30過ぎの便になるだろう。・・・。まぁ、しょうがない。

天元台ロープウェイの麓駅に着くと、秋の土日の始発は8:00(Week dayは8:30)だった。始発に乗れてしまった〜! (でも、時刻的に遅い・・・)


ロープウェイを降りて外に出ると、正面に案内板がある。
今日のコースの一つ、明道沢コースもちゃんと載っている。

まずは、右手スキー場方向へ向かう。
今日のコースの入り口は、第1リフトの下をくぐり東に向かう道
(下写真中央の右下がりの斜線)を進んだ所にある




某社の寮? (上写真上の小さい建物、道途中のY字路を右に入るとその寮になる。私はY字路左を進んだ。) の左を巻く様に林道は続いている。

林道は山の形なりにうねりながら、山腹を、南に向かっていた。初めての道なので、数分が長く感じる。

 右手の谷間が広く展望が開け
 る やや大きな左カーブの後の
 右カーブの所に、明道沢コース
 の入口(下口)が有った。
 (計測していなかったが、歩き始め
 て15分ぐらいだったろうか?)

 (左写真)入口に、しっかりした
 標柱がある。

 道は、両側から笹に被われ気味では有るが、
 道が解らない程ではない。

 まっ、このコースはこんなものなのだろう。

 笹薮に入ってすぐの斜面は急なので、
 道は、一旦右に膨らんで、また左に戻ってくる
 (この部分の道は狭い)

 林の中、
 けっこう しっかりした道じゃん。
林道から登山道に入って5〜6分(歩き始めて21分)、作業道にぶつかった。
(↓)
 合流点に標柱がある(→↓)。
 暗くて手振れしたは、標柱に向かって
 左(南、下ってきた道から見て右)が
 大平温泉への道だ。

 右真っ直ぐは、(my 予想では)天元台の
 ペンション街あたりに続くのかも。
  

道の南側を見ると、
15m程先に、また、標柱らしき物が見える(→)。

その少し先には、四角に低くコンクリートが打ってある。どこかの施設の水源地かと推定された。
 (←)標柱には、左へ下って行くのが、大平温泉への道だと書いて
 ある。指道標の板も地面に置かれたていた(↓)。

つまり、登山道に入って少し下り、作業用の道にぶつかったら、右→左のクランク状に進みつつ下る。

大平温泉に向かって下る。道は、やはり同じ様なマイナーコースである。”笹の多い所は、道が解りずらい”と言えば解りずらいが、(初夏に?)刈払いは なされている様で、刈払いされていない所の笹は密で背丈が高く(my 身長強)、刈払いされている所は膝ぐらいの高さの疎な若笹なので、そこがルートである確信は持てる。踏跡も、細いながら一筋の道の体をなすぐらいには踏み固められている。

(メジャーコースよりは)若干注意して、足元のコースを見て歩けば、まぁ大丈夫である。

小さな沢にぶつかる。
沢のサイズから推定するに、これは明道沢ではなく、
その支流だろうと思える

道は沢の手前を、沢沿いに下って行く。
沢と同じ様な 苔むした(径20〜30cm)の石の道である。

道の先に幅の有る沢が見えてきた。これが明道沢だろう。
まっすぐ沢を渉る様で、対岸に、道の続き(↓写真の中央左上の暗い部分)
見えている。



沢を渉る途中で、上流を見上げる。
なかなか良い沢だが、明道滝は見えない。

滝までは距離が有るらしいから、ここは素直にパス。

明道沢から少し登り返す。
(体が)暑くなってきたので、厚手のシャツを脱いだ。
 おっ、プチ・危険 地帯でしゅぅ〜。
 手前の道幅は50cmぐらい有るが、

 向こう側の一枚岩の上は、幅15cm
 の足場が続く感じだ。

 でも、大丈夫。岩の上なので、
 しっかりした相場だし、落ちても5m
 ぐらいだし、草木につかまり、コース
 に戻れるだろう。

 急斜面な分、(左手は)若干 遠くが見えた。

 明道沢・谷向かいの斜面は紅葉が始まって
 いた。

 北斜面の渓流沿いは冷えるのだろうか?

急な山腹の道を、(トラバース気味に)どんどん進むと、ルートと見紛う細い谷間(ルンゼ)と十字路様に交差した。(火焔滝の上を通り、大平コースに合流する道の可能性〜火焔滝展望台への道の可能性も有るが) 私が進むべき道は、山腹を水平に真っ直ぐ進む道だろう。


登り返が終わと、苔むした岩がちの道になった。
シダ類が元気で、道はやや解りにくい。
細い赤テープが、コースの所々に巻いてあった。

正面の小尾根の左を巻く様に、斜面なりにS字カーブしながら水平(やや下り)にトラバースして行く感じだ。

 とりあえず、急に谷に下りたりはしない!



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