窓明山 (1)


H19.09.22(晴)。
うつくしま百名山で“三岩岳の相方の窓明山(まどあけやま、1,842m)”に出かけてみた。

”窓明山”ってネーミングが良いよね。窓から暖かい家庭の明かり(灯)が もれるのだろうか?
窓から明るい日の光が射すのだろうか? 窓を開けるた時、眼前に広がる風景だろうか?

旧道、4.3h
 9/22、晴
展望開ける緩やかな登り。どっしり
とした三岩岳の山容が印象的。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:内川、桧枝岐
ルート


国道401号線(=352号線)沿いの南会津地区の山の知名度は、燧ヶ岳>会津駒ヶ岳>三岩岳>大博多山>窓明山 の順だろうか? 超マイナーな山である。

”うつくしま百名山”では、三岩岳とセットで百名山に選ばれている。登山口は、三岩岳と全く同じである。山渓・分県ガイド等では、新道(沢ルート、小豆温泉から出発する沢沿いの道)が紹介されている。今回は、旧道(尾根ルート、古くからの三岩岳登拝路)を登ってみよう。

新道は、小豆温泉付近にある2つスノーシェッドの中間部から登るが、
旧道は、(北から行って)最初のスノーシェッドの直前から登る。
 (←)小豆温泉付近の最初のスノーシェッドが見えて
 きた。道の右手 写真の太い木の所が、旧道登山口
 だ。

(→)振り返ると駐車場(道の右・西、路肩が広い感じの所、斜め
駐車で 25台程)
が有る。ここへ 車を停めて、a.m.5:42 歩行
開始〜!

登山口へは、30m?程である。

登山口には、国体が行われ
た事を示す木製風の
コンクリートの案内板が有る
ので、解り易い。

(古くからの三岩岳登拝路だが、
国体の時に再整備された様だ。)


 上写真の土部分終わるあたり、国道から20m程進むと、
 (←)右手に階段に整備された道が見える。

 真っ直ぐにも踏跡があるが、この階段がルートだろう。
 (真っ直ぐは、蟹沢に下りる釣り人の道か、古来からの登拝路だろう。)
 階段の道を登る。

 5〜6分で尾根筋に乗る。




 しばらく進むと、NTTの無線中継所だ。

 「あれ〜っ? ”道はここで終わり!”って事な無い
  だろうな〜・・。」

道は続いていた。しかし、左に曲がり過ぎて少し不安になる。左足元には、小豆温泉の少し先が見えている。トイレも有りそうな広い駐車場が見えた。

 少し高度を稼ぐと、樹間から左右の風景が見える
 様になってきた。

 左には、三岩岳が見えている。
 「まだ、標高差がだいぶ有るな〜・・・・。」

 まぁ、頑張りましょう。

 
ややしばらく登ると、
若〜壮年期のブナ林の中の急な登りだ。

「そろそろ新旧合流点になって欲しいな〜。」


 登りきって、左を見る。

 左のピークが三岩岳山頂
 右のピークが非難小屋の
 あるあたりだろう。

 大分、標高差がなくなっ
 てきた。

よっしゃ〜、新旧合流点だ(→)。
(新道は写真左外から登ってくる。)

合流点には、腰掛程の高さのコンクリート杭の上面に
コース案内のプレートが貼り付けてある。

プレート全体図は、三岩岳の頁に載せている。
しかし、参考タイムが読みづらいので、
今回は、
そこだけ載せておこう。

まだ、読みづらいかな?
黒桧沢→旧道分岐は80分、
巽沢山→家向山分岐は50分、
家向山分岐→窓明山は110分だ。

ここから しばらくは、前回の三岩岳と同じだ。この区間は撮影しないつもりだったが・・・やや暫く登った後、右手に展望の良いポイントが有った。日光連山が良く見えた。



遠景左の台形は女峰山、中央やや左が日光白根山(小さく山頂が写っている)、左の台形は田代・帝釈山だろう

さらに しばらく登ると

 左手には、三ツ岩(写真左端)や三岩岳山頂
 (写真右端)も見えてきた。


右手には窓明山が見える。

窓明山への分岐は、まだ先だ
な〜・・・。


(白く見えるのは、残雪ではなく、崖崩れだった。)



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