湯川 B (1)


H19.07.01(曇後晴)。

★★☆

▲△
塩沢スキー場、
全4.5h、7/01
  曇後
お手頃時間に 渓谷/ナメ/
絶壁/霧降の滝美景満載
だ。・・が甘くは ない
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:安達太良
山・高原地図:11 磐梯・吾妻
ルート


大半が単独行の私、沢登りは 少しためらってしまうのだが・・・・

じゃん!
今日は、福島県勤労者山岳連盟主催(福島登高会主管)の沢登り講習会が、
ここ湯川で行われるらしい。「10〜30分前に同じコースをスタートしようかな?
そうすれば、滑落して溺れている時に救助して(〜連絡して)もらえるだろうか?

という ずっこい考えで、急遽、安達太良北東部の湯川(遡行部の標高は 830m〜
1,180m)
に出かけた。

(それなら講習会に参加すれば良いのだが、講習会は 前日の室内学習つきの1泊2日の日程だ。
私は、泊まりの遊びは、あまり計画できない。せっかく仕事を調整して計画しても、この梅雨の
時期だと、確率1/2以上で、雨天中止になりそうだ。そうなると、チョットがっかりだし・・・。)


湯川(のよく遡上が楽しまれている部分)は、安達太良山の塩沢登山口から入る。

a.m.7:00頃、国設二本松塩沢スキー場に着いた。
(↓)スキー場入口は、「スキー場に車で入るな。」みたいな雰囲気だった。でも、入口手前に登山者用の駐車場がある。その駐車場だけでも 50台は駐車できそうだ。

 程なく、もう、福島登高会の方々が
 到着し始めた。全員 ハーネスを装着
 していた。「げ〜、そうなの〜?」
 若いがリーダーの一人っぽい人に
 「ハーネス無しでは沢を登れないか?」
 尋ねると、「(ハーネス無しでも)登れます
 よ。(彼らは)講習会なので、滝を登った
 りするので付けているだけです。」と答
 えてくれた。

かねて(前日夕方)の予定通り!(講習会より先に)スキー場内の登山道を歩き始めた。

 まだスキー場内だったのだが、”安達太良山頂・くろがね小屋・憎悟台・・”(詳細忘れました)の指道標が 斜めで、少し沢方向を向いていた。そこに、沢方向への踏跡(道と言って良いくらい)が有った。以前この登山道を通った時の印象では、僧悟台への分岐は もう少し上だった様な気がしたが、その踏跡(道)を進んでみた。すぐに沢に出た。上流を見ると、砂防ダムがある。・・やっぱり、もう少し 登山道を登ってみよう! ロスタイムは・・・3分としようか?

(帰宅してから!地図を見ると、私が迷入したあたりの対岸に温泉マークが有った。私が迷入した道は、その温泉マークへの道だったのかもしれない。)

 スタートから(ロスタイムこみ)15分の所に、Y字路が
 有った。立派な指道標には、
 ”↑安達太良山頂 塩沢登山口↓
             憎悟台経由笹平→”と書いて
 あった。
 そうだよね、この辺だったよね。でも あの時は、僧悟台方向は、道レベルではなく踏跡レベルだった様な・・・。縦走路の笹平から ここへの下り道は、”自然回復のため”進入禁止だった様な・・・。

Y字路から3分程で、入渓点に着いた。
意外と、水量が多い。

対岸の僧悟台への登山道が沢沿いなら
登山道を進もうと思ったが、登山道は
20m程で、尾根 取り付きの登りだった。

しょうがない、ここで靴を履き替えよう。
渓流靴に履き替えていると、もう 講習会
の方々がやって来た。あれっ、8:00実技
講習開始のはずだが・・、歩行開始8:00
ではなく、入渓 8:00だったのか・・?
7:58遡行開始。
 最初〜途中、何回も”我々は講習会で、遅いので、
 お先にどうぞ。”と勧められたが、 ”いえいえ、私も、
 (皆様の)ルート取りを参考にしたいので。”と辞退した。

幾筋もの枝沢から、10数〜20m前後の滝が流れ落ちて
いた。

講習会のかたは、遡行図の記録も練習課題の様で、その度
毎に止まり 記録する。なので、確かに遅い。

ややしばらく(三階滝までの3/4?)進むと、
最初の壁、5m滝が現れた。



講習会の第一班(初心者班?)は右の土付きの所を巻いた。私もそうした。
第二班以降は、左の岩で ロープを用いた直登の練習をする様であった。

この少し上で、第一班にも道を譲られてしまった。
とうとう、素人単独行になってしまった〜!
まっ、しょうがない、先へ進みますか〜・・・。


「お〜、滑(ナメ)だ〜!」と思ったが、
すぐに終わった。

緩やかな傾斜ではあるのだが、水が踊る。


突然の様に、今日のメインイベントの一つ”三階滝”が現れた。



(上から見て右岸)に、幅40cm以上の棚が有り、私でも登れそうだが・・
序盤(写真左外)に足場が無い。素人単独行の私は、巻き道を登る事にした。
(写真を見ると、悔しい。明らかに登れそうだ。
水面下に足場があったろうか? 笹につかまりながら中盤に出れば良かったろうか?)


写真では1段目だけが大きく見えるが、
山渓社・中村成勝”沢登り”には、下から 7m、12m、10mと書いてある。

 巻き道には、梯子や 岩に打ち込まれたチェーンが
 設置してあった(←)

 梯子の上 左が巻き道続きだが、右は2段目下に
 出たのだろうか?



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