龍ノ山 & 氷筍見学 (1)


H20.02.10(晴)、天気予報は曇時々雪。 龍ノ山(858m)に出かけた。

飯豊山麓の“氷筍(ひょうじゅん)”は、地方紙(福島民友)や読売新聞で紹介されていて、
一度は見てみたいと思っていた。HP”会津名山案内”さんに問い合わせてみた。

喜多方市の公式HPの観光/イベント開催の頁で山都町振興公社「いいでのゆ」主管?の
(第1回!)
「2/24 氷筍見学ツアー参加者募集」の頁もみつけた。2/24か〜・・天候も安定
しているし、地元のかたが選んだ日付だから“外さない”とは思うが、遅すぎの様な・・・・・

決断しかねていると、会津名山案内の会津の山案内人:大関さん(HP管理者は彼の仲間)から、
「2/10と2/17に (希望者がいて)氷筍観察会を行うので、(一緒に)参加するかい?」との
メールをいただいた。2/10の天気予報は芳しくなく 高い山には行けない。丁度良いかも。
「参加しま〜す。その他の参加者に付け加えて下さ〜い。」


★☆゜
▲△
ー、1.2h
 2/10、晴
透明な氷筍が キラキラ輝く。
飯豊連峰の眺望も良。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:川入
ルート


喜多方市山都町・山都総合支所(旧・町役場)に、a.m.10:00集合であった。天気予報と早朝までの天気は芳しくなく、路面状況が悪い事も予想され、早めに出かけた。天気&路面の状況は良く、a.m.9:00過ぎには支所に着いてしまった。

(支所のトイレを借りたりして)ゆっくり時を待っていると、9:30過ぎ?大関さんが私を見つけて、「全員揃ったので、少し早いが出発する。駐車場が少ないので、乗り合わせてほしい。彼の友人が案内するパーティが先行しており、トレースがしっかりしているので、スノーシューは要らない。」とおっしゃった。

新潟から参加された方々(今日の企画を決定づけたグループ)の車に同乗させていただいた。

飯豊山の登山口である川入に至る道を進む。
一の木の「いいでのゆ」を過ぎて 少し行った所で、川入と別れ
藤巻・弥平四郎方向に向かう。何回か(地図を見ると5回か?)橋を渡り
大きく右カーブする所に若干除雪された駐車スペースがある。

すでに先客が4〜5台駐車していた。
我々は4台(18人)で出かけたが、そこに駐車できたのは2台で、
残り2台は50m程前後した路肩の広い所に駐車した。

まずは、(↓)駐車スペースを撮影して、準備開始!




するり・・ガシャ〜〜〜ン
・・・
あ〜っ! 私のお気に入りのコンパクト・デジカメが・・・
道路のコンクリート(アスファルト?)の上に、落ちてしまった。

壊れてしまった だろうか?
電源兼用のレンズカバーを開いてみた。
だめだ〜! 電源が入らない・・・・。

しょうがない、携帯電話のカメラで撮影(2年半前の飯豊本山以来)するか〜。

すぐ脇の右(東)斜面が 登り口だ(→)。
先客がいて、しっかりとしたトレースがあった。
案内板は無いようだった。

(写真に写っているのは、「会津の山の案内人」で
今回の氷筍鑑賞会の案内人でもある大関さん
です。
広〜い谷間風の斜面を、鞍部を目指して登る。

 高度を稼ぐと、
 (←)後方向に鏡山等が見えてくる。

徐々に傾斜がキツくなってくる、。最後は45゜ぐらいありそうに思えた。


やがて、鞍部に到着(歩き始めから丁度1時間)。



氷筍へは、そのまま真っ直ぐ、向かいの谷を下りる。
向こうに見える山は、飯豊山と飯森山を結ぶ稜線だ。

(→)右には、直行する様な尾根が見える。
氷筍見学を終えた先客が、登って行った。
龍ノ山にも登るという。

(尾根様に見える所は、実は、龍ノ山のほぼ山頂だ。)

 (←)左に続く尾根は、882mピークへ続いている。


下り始めて、数分(10分弱?)ぐらいで、

 谷間の左斜面に、大きな岩穴・洞窟が見えて
 くる。ここが氷筍ができている洞窟だ。

 (←写真は、鑑賞終了後に撮影した。
    写っている人々は、我々のパーティ。)

 洞窟の大きさは、横 8m 高さ 6mぐらい、奥行きも
 8mぐらいか?

 洞窟の中、傾斜のある礫地の上に、無数と言って
 良いぐらいの氷筍が林立していた。

あまり近づくと、小石を崩し落としたり、(誤って)氷筍に触ったりして、氷筍を壊してしまう。

洞窟の入口で
(正面方向を)撮影した(→)。

氷筍の高さは 70〜80cm程か?

ズームの無い 携帯電話のカメラ
で撮影であったのが残念。

 (←)左方向も、パシャリ。

 写真左下隅に倒れた氷筍が写っている。

 自然現象で倒れたのか?接写しようと近づいた人が触った〜石を転がしてしまったのか?多分、後者だ。

 いけませんよ!

 自分の欲望だけで 貴重な自然を壊しては
      いけませんよ!

大きな洞窟の すぐ左隣に小さな洞窟(単なる岩の凹みレベル)が あった。

ほとんど氷筍はできていなかった(条件良い年は、ここにもできるらしい)が、

 (←)氷筍の赤ちゃんができていた。
 足場も良く、氷筍を壊す事は 無さそうで
 接写した。

 (→)つらら と
 氷筍の赤ちゃん
 くっついていた。


 さてと、大洞窟の氷筍鑑賞は、このぐらいにしていと、
 もう一つの洞窟に向かい、谷を 更に 3分程?下る。



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