反省した事・解った事



 沢で、反省した事・解った事

(白滑八丁で)
  ・私は、斜面で足が伸びていたかもしれない。足首・膝を折り、足裏全体に
  体重がかかる様(気持ち的には爪先寄りに)体重を乗せた方が、フリクション
  (斜面の抵抗)が利いたかも知れない。
 ・指が掛からない緩い凹凸では、手を下向きにした方が抵抗を受けれたか?
  (そうゆう体勢を取れる斜面は少ないだろうが・・・。)

(黒滑八丁で)
 ・ラッコ泳ぎはザックで浮力を得る。ザックが体の中心からずれない様に
  しっかり体に密着させなければならない。
  ・子供達の指導者は、手のひらを下に向け 腕を広げてバランスをとっていた。
   私は、平泳ぎ(〜犬かき)の手のかき(しかも内側に向けた)が入ってしまった。
   それでは、あまり長時間は持たない。もっと、練習が必要である。
   手のかきは、外下に向けた方が良いか?

  ラッコ泳ぎに関しては、深瀬教室ウォータークライミング参照。
  (足のかき がポイント)。

(大滝沢(福島登高会主催沢登り教室)で教わった事)
 ・急登では三点確保(両手・両足のうち一個だけを次のホールド・スタンスに移
  し、他の三点で体を支える。)にする。ホールド・スタンスは左右に動かして
  浮石でない事を確認する事。
 ・巻く時は、潅木・笹の所を巻く。(岩礫部の草つきは危険が多い。)
 ・水際〜水面直下に良い足場がある事も多い。
 ・(ドボンした時の落差が小さい様に)なるべく水際近くを通る。
 ・逆手にして手掌に荷重分散すると伴に抵抗を得るのも良い
  (中津川で私も考えた)。
 ・気泡部には落ちない様にする(気泡は空気なので滝壺の下まで沈んでしまう)


(砂川本沢で)
 ・(余程しっかりした枝で無い限り)1回がらみのみでなく、基本通り 木に巻きつけろ。
 ・完全に寄らない2本の枝はまとめないで、別々にかけて流動分散にしよう。
  (細い木は根元にアンカーをとる)
 ・ロープ回収時は、ロープ端の結び目を ほどいた方が良い。


(砂川本沢左俣右沢で)
 ・(キツイ巻きでは、ランニングビレーの練習が・・・)
  今回の状況では、セルフビレーし ザックもビレーし、アンカーをセットし、
  ロープだけは回収できようにセットし、頼れる方ににフリクションノットか
  タイブロックをセットしなければならない。あ〜、手順ミスしそう。滑落した
  場合、ゴボウで登れるか?振り子トラバースして戻れるか?

 ・(プルージック登高準備で、スリングを複数手にに持ったままで操作し、
   フリクションノット用スリングを落とした。)
  1.先に、フリクションノットをロープに結んだ方が良いか?
  2.フリクションノット用スリングは、8環のカラビナ等の別のカラビナに つけて
   置いた方が良いか?その場合、8環はすぐに出せる位置、フリクションノット
   用はその奥で、8環の大きな輪を通して出せば良いか?
  3.“最初に予定のスリングを取り出せなかったら、それは(とりあえず)別の
   カラビナにかけて、次のスリングを取る。スリングは手に1個しか持たない。”
   方針にしようか?


(白水沢左俣右沢の下りで)
 ・ハーケンにはスリングを通して、しっかり牽引テストしよう!
 ・ハーケンは2枚以上打とう。できればお互いを締め付け会うようにしよう!
 ・ハーケンを打ち込んだ方向に荷重がかかるように打とう。
        (そんなに都合よい割れ目があるとは限らないけど・・・)


(小松原沢で)小笠原先生よりの指導
 ハーケンの打ち方:
  ハンマーで岩を叩いた時の音を調べる。乾いたカンカンという音の岩が
  良い。鈍い音の岩は腐っている(弱い)ので避ける。
  弱そうな時は複数枚打ち荷重分散する。
  緩い時は2枚重ねで打つ



 残雪期に、反省した事・解った事

(猫魔ヶ岳 で)
 反省その1:階段登行する時は、踵のロックをしよう。(→神籠ヶ岳に続きあり。)
 反省その2:登りが残っているうちは、シールを剥がすな!

(神籠ヶ岳 で):ここでの反省は、ビンディングの位置変えたのであまり意味なし。
 ・スキーを前に振り出して
(スキーテールを雪から抜き)足を上げた後 つま先を下げ
  気味にすると、
(スキーの重心はつま先より先にあるので)踵をロックしなくても
  階段登行やキックターンができる。
  /現在の設定だと、つま先下げ気味で 勢いよく上げると、階段登高し易いか?

  →→スキー重心より後につま先があると、上記が良いのだが・・・・
  ジャンプターン系を やりにくい(テールを上げにくい)!
  スキー重心のみでなく、ベント中央より後に靴があるからだろう。
  ?つま先より前に重心を置くぐらいの気持ちで、スキーを抱え込む気分で
  やれば、テールジャンプができるだろうか・・・?


(猫魔〜雄国山〜ラビスパ で)
 ・尾根の最高点ではなく、次に曲がる側で 最高点沿い少し下を進む方針は
  参考になった。

大戸沢岳目的駒ヶ岳登りで)
 ・雪の ある程度の登りでは、アイゼンを装着した方が体力ロスが少ない。
  ノーアイゼンで大丈夫だと思えても、アイゼンを装着しよう!


(浅草岳・ヤヂマナ沢左岸尾根で)
・私のシールの効きが悪かった。
 他の人のフォームと見比べると、私は前かがみで つま先体重になり、ストック
 にも荷重を分散している。
 →(急斜面では)直立して、歩幅を小さくして足裏全体に体重かけると良いかな?
 →→後足を前出す時、(蹴らずに)沈み込んで前足に乗るようにしながら
    後足をずらすと良いか?
 (蹴る足に腰を乗せて行く様に重心移動する。)

  ストックも斜めだと外れ易い、体の前だけについているようにした方が良い
 他の一般的原因として「日陰の新雪はシールの毛に挟まったまま融けない
 ので、滑る。」
 →スキーは、上げずに滑らした方がその雪が落ちるか?

(窓明山で)
 融けかかった緩い雪質の時
 *反省1:起きる時は、足を腰の下近くに寄せ、なるべく前かがみになり、
  スキーとクロスする方向に押す。急斜面の時は谷足を少し開き、谷足を
  少し後に構えると良いかもしれない。
  ・ザックを下ろして起きるという手もあるが、斜度がキツイと、ザックが滑り
   落ちるから状況次第だ。
 *反省2:グシャグシャ雪の階段登高エッジングは、山エッジを叩きつける
  様にする。
 ヤブで、反省した事・解った事

(丸山岳で)
 ・背丈を越える笹ヤブ:
  登り時、稜線・山頂は、それより高いので 時々は見える。
  下る先の尾根は、それより低いので見えな〜い!
  赤布も、手が届くぐらいの高さでは、相当細かく(3m?)つけないと見失う。

 岩稜で反省した事・解った事・習った事
(ジャンダルムで)長岡先生からの指導

 ・(大きい段差を息を止め登ると、疲れ大きい)小さい歩幅で、呼吸(呼気)し
   ながら、小段差を(歩幅小さく)登る。

 ・体は鉛直
   解っちゃいるけど・・・、足元の遙か下が谷底だと、岩に被される所は
   被さりたくなってしまう・・・。努力しましょう。

 ・(上下の?)膝を使って柔らかく着地
  膝が伸びきったままだと、浮石に大きな荷重がかかり、浮石が崩れる
  膝(の軟骨)も痛む、膝(軟骨&靭帯は復旧しない。

 ・荷物は軽く(一品に多機能を持たせる)。

 ・ストック:ザック長から出ない長さ
  下端が上に出ると近い人に凶器、下に出ると岩こすり落石の危険。
  4段 or T字グリップが良いかも。