男鹿岳 (1)

H23.05.05(薄曇)。会津百名山の男鹿岳(おがだけ(会津百名山・栃木百名山
でのふりがな
)、おじかだけ(日本三百名山でのふりがな)、1,777m)に出かけた。
この山は、日本二・三百名山でもあり、栃木百名山でもある。

★☆
▲△ 
大川林道、
4.6h、5/05、
薄曇
 靴 新芽の林道歩き、残雪の
峠・稜線、那須連邦や
七ッ岳の展望良。
 道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:栗生沢、日留賀岳
山・高原地図:
11 那須・塩原
 ルート

ネットで男鹿岳を検索すると、大半は残雪期(4月下旬〜5月初旬)に大川林道(県道369号線)〜大川峠経由で登っていた。他には、無雪期に那須道路(ルート図左下の黒実線、県道266号線)を自転車(〜延々と歩く)&藪こぎ、残雪期(4月上旬)に栃木県横川の多目的レジャー施設の「JOBSおじか」から登る、無雪期オーガ沢をつめて藪こぎ等があった。無雪期に大川峠から登ったレポには藪がひどいと書いてあった。

大半の人の大川林道〜大川峠コースにした。
このコースはタイミングが難しい。早いと林道部に残雪多く(林道上の)雪の斜面のトラバースが多くなる。遅いと稜線に残雪が無くなる。数〜10年前のレポでは、4月下旬〜5月初旬が多い。昨今の暖冬ではもう2週ぐらい早い方が良いと思うが、今年は豪雪だったので、今頃で良いだろうか・・・?


前日に、車道部分だけ確認してきた。(ルート図の“車道入口部”参照。)
 ・県道369号 黒磯田島線:田島町町の東側から入り、まっすぐ南下する。
 (対面交通できが狭い)(多分“栗生沢→”の標識があった)
  大川林道とも呼ばれている。栗生沢集落の先は、どう見ても林道であり、
  本HPでは大川林道を採用する。
 ・R121を若干南下し、中荒井の集落が終わった頃、果樹園の中の道
 (片側一車線の立派な道)に入る。(多分、標識はない。)

県道は、完全に雪が溶け 乾燥していた。時期が遅すぎたかと不安になった。

県道369号線をどんどん南下すると、やがて
通行止めになる。ゲートの手前に2台駐車していた(→)(2〜4台駐車可能)。すぐ手前に
ブルでならしただけの高台があり、5〜10台駐車
可能である。私は、その高台に駐車した。

車中泊のご夫婦が出発準備していた。
私が若干早く、a.m.5:06 歩行開始 。

5m先に、もう一個ゲートがあった。
「落石のため当分の間通行止め」とある。

若芽が萌え出るこの季節、
林道歩きも悪くない。

(と、最初は思っていた・・・。)


 左沢向かいに、1501mピークが見える。

 目指す大川峠は右端の小山の右あたり
 だろう
か?確信を持っては指呼できない。

 峠付近からは、残雪がありそうだ。
 
林道をどんどん進む。
雨水が轍を深くえぐり、倒木もあり、落石も
ある。車では通れない。

さらに、(→)道の谷側が崩れている〜〜!
補強のコンクリートの内側の土が流されて
いる。残雪も出はじめた。
 
林道中間付近で、オーガ沢にかかる橋を渡る。
(→)オーガ沢上流方向を見る。
手前は滑だが、奥に砂防ダムが見え、興ざめだ。

この辺から、北斜面では残雪が多くなる。
次に、男鹿沢にかかる橋を渡る。
林道から見える範囲の印象では、男鹿沢の方が渓流っぽくて、遡行の楽しみがありそうに思えた。

道幅いっぱいが雪の斜面だ(→)。
(通り過ぎてから、振り返って撮影。)

道の下は、超急斜面が沢まで続いている。
滑落しないように注意!
 
(私よりは若いだろう程度の)若者が追いついてきた。先に行かせようかと待ったが、抜かない。 彼もそれなりに 疲れている? 雪上歩きに慎重?

眼前で、シャーと雪のブロックが
落ちてきた。小さな雪崩だ。
島状の残雪が滑り落ちただけなので
大きな心配はいらない。

(→)これは別なポイントで撮影。
いつ崩れたかは不詳。
 
雉撃ち(トイレ大)したくなった。谷間の斜面に切られた道なのでで、あまり良い場所がない。法面のコンクリート内側が流れ出て、雉撃ち可能な所が 2〜3か所あったが、パス。峠が見えてきた頃、カーブ外側に若干の藪スペースがあったので、そこで雉撃ちした。

若者と朝のご夫婦が、パーティになったようだった。
私の雉撃ちの間に、私を抜いて行った。

 大川峠到着。
 残雪右半が林道の続きだ。

 写真左の3人が、例の若者とご夫婦。
 シニア夫婦が幕営し、今日 山頂に
 向かったようだ。

 (登りの序盤で、それらしきペアと
  交差した。)

右側の低い尾根に踏跡(→写真左端)
がある。そこが登り道のようだ。

右のピークが 栗石山(1701m)だ。

(復路では近道し、左の舌状の残雪
 付近を下りた。)

低く細い尾根の藪の中の踏跡を少し進むと、やがて、残雪が現れた。
   
残雪の上にもトレースがあり、


右脇の藪にも踏跡があった。


踏跡を登った 。



“男鹿岳(2)”に進む?


トレッキング・トップに戻る?

データサイ5・トップに戻る?