(高曽根山) ブナ太郎(曽根太郎) (1)


H22.05.05(晴)。
北塩原村の高曽根山に巨大なブナの古木があるらしい。明確な道は無く、
訪れるなら、葉が大きくない時期が良いらしい(葉が大きいと隠されて見つけにくい)。
つまり、積雪期か今が良い。
Web検索したら、HP会津名山案内さんが、(GPSデータの)ルート図を掲載して
いたので、それを参考にGPSにおおよそのウェイポイントをセットして 出かけた。

★★
▲△
?林道、0.8h
 5/05、晴
巨大なブナの古木。東北一?日本一?
雄雄しくも優しい父の様。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:桧原湖
ルート


“HP会津名山案内”の解説に拠ると「(ブナ太郎は)約50年前の営林署による伐採時に、このブナは残され、数年前(10年前?)に地元写真家に再発見され『曽根太郎』と名づけられた。(でも、結構皆さんブナ太郎と呼んでいる。) 幹周り8〜10mとされる巨木ブナは、複数の幹が合わさったものやアガリコ(瘤)等を含めて計測されたものが多く、一本木の幹周りとしては東北一いや日本一の名木かもしれない。」らしい。

桧原湖の北東角から村道に入る。 しばらく進むと、(↓)アスファルト舗装が終わる十字路がある。
 (←)左には、高曽根山が見える。
 そこで左に
 曲がる。


**参考**
この十字路が、おそらく開拓集落跡で、この付近〜少し先は 駐車スペースを探し易いし、車の転回も容易なので、この付近に駐車して歩いた方が安心だ。

私は限界まで車(軽自動車)で行ったが、奥の林道は細く整備が悪い。軽自動車でも 車の転回がつらくなる。残雪で進めなくなる可能性があるし、地面の条件が悪いとスタックしかねない。ここから限界までは、ほぼ水平で平地と同じペースで歩ける。約1.5km程、片道20分の歩程がブラスされるだけだ。その程度の歩程なら、安心できる所に駐車した方が良いだろう。
*******

やや しばらく進むと、道は完全な林道になり、Y字路になる。Y字路は左(下り)の道に入る。(私は最初 右(まっすぐ、やや登り)に進み、(残雪に行く手を阻まれ)これは誤りと思い引き返した。車の転回がつらかった。)

左の道は、少し右の道と並走した後、左直角に曲がり、川を渡り、右直角に曲がる。(最悪でも、この橋の前後で駐車した方が良い。前後各1台駐車可能)

 少し進むと、道の先は荒れ
 行き止まり状態である。

 荒れた道の先、山際に
 林道があり、T字路で
 交差している様だ。

 しかたない。歩きましょう。
 車を転回し(スタックの危険
 あり 大変!)
、登山靴を履き
出発〜! 山際の荒れた林道まで進み、T字路を左に曲がり、谷間へ進んだ。

**注:そのT字路右が、(地図では、実線で)先程のY字路右とつながっている。
 しかし、完璧なヤブで、車の走行不能だし、歩きでもヤブこぎになる。**

 やがて、林道は残雪に覆われた
 状況になったが、道型は解る。

 そのまま先へ進んだ。

(ルート図の)渡渉点:(林道が初めて沢に接するあたり)

 おっ、赤テープがある。
 「ここを左へ渡れ。」と言う事か?
 まだ河岸段丘がないので、ここが
 良いのか?

 今日は雪代(雪解け水)で水量が
 多い。もう少し先で、渡渉 し易い
 ポイントを探そう。

(ルート図の)渡渉点:(中州状態の所)

 またテープがあった。
 水流が2つに分散するので、
 各々の水量が少ないのか?

 対岸は河岸段丘になっている。
 登り易い所を探して登るのか?

 今日は、ここも、水量多い。
 先へ進んだ。
だんだん道型が怪しくなり、笹が目立つ様になった。でも、今日はまだ、残雪が笹を押し倒しているので、進める。

(ルート図)渡渉点:(沢が左カーブする直前)

 おっ、ここは良いね。
 中央真っ直ぐが浅そう。

 ゴム長靴に履き替えた。
 (最初からゴム長で良い?)
 (合成皮革部含め)膝下7cm程
 の大きなゴム長だったが、
 川は、ゴム長の2/3程の
 深さだった。
 (帰りはコース取りを少し誤り、
  ゴム長ギリギリの深さだった。)

対岸に渉り、河岸段丘の傾斜の緩い所(20m?先)を探し、段丘の上に出た。

 段丘の上を少し進む。
 左前方に小さな尾根(←左中央の白三角)が
 見える。

 あの尾根の向こうの谷間あたりかな〜・・?

 小さな川(幅1m)を渉り、尾根に取りついた。
尾根を向こうの谷間寄りに、谷間を見ながら探してみたが、なかなか発見できない。谷間が川(実はさっき渉った小さな川の上流)ではなく 残雪になったあたり(斜度が急になる)で、谷間の向こうの尾根に“らしき物”の上部が見えた。

向こうの尾根に登ると、正面に

 あった〜!
 あれだね。

 この尾根は、かなり幅広い尾根だが、その手前側に
 その木はあった。

 背丈は他の喬木と同じぐらいだが、太さが ぶっちぎり
 に太い。



“ブナ太郎(2)”に進む?


トレッキング・トップに戻る?

データサイ5・トップに戻る?