浅草岳・ヤヂマナ沢左岸尾根 (1)


H22.04.04(晴)。
新潟県魚沼市の旧入広瀬村主催でヘリスキーが行われていた
浅草岳の ヤヂマナ沢左岸尾根の山スキーに出かけた。

★★゜゜
▲△
大自然館、
 5.0h
 4/04、晴
山ス 長いコンスタントな
 下りの滑走。
雪の鬼ヶ面山の絶壁。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:守門岳
山・高原地図:15 越後三山
ルート
コース名としては、(ヤヂマナ尾根と書いてあるHPもあるが) 尾根の名前は無いようで、“ヤヂマナ沢左岸(下から見れば尾根”の表現が正しいだろう。


毎年4月第1週、魚沼市観光協会(以前は入広瀬村)主催で山スキーのイベント (ヘリスキーは、飛べない事もあるので止めた)が行われる。直前になってWebを見ると、今年は3月21日だった。もう終わっている・・・。

今年は2月中旬頃より雨降りがあり、残雪が心配で 早めたのだろう。しかし、雨が降っては雪を繰り返していた。意外と残雪は維持されているのではないだろうか? 多分大丈夫! 行く方向で検討しよう。

行程が長いし、冬は会津から遠い(R252は冬季閉鎖)。3時起床4時自宅出発、7〜8時歩行開始でもよいが・・・、最近年齢を感じる私、前夜泊する事にした。

大原スキー場近くより、浅草岳登山口近くの方が、浅草岳登山に関するする情報が聞けるかも。ニュー浅草温泉 民宿「音松荘」を予約した。(国民宿舎浅草山荘は大浴場修理のため休館中) 

午後2時、自宅を出発した。魚沼市の高速道路や国道沿いの山は地肌が半分出ていた。もう、スキーはダメかな〜・・・。大原スキー場への道と別れ ネズモチ平登山口の方へ向かうと、雪の回廊が出現した。大丈夫だね。スキーできるね。

破間川ににかかる赤い鉄橋を渉った直後のカーブの所が、音松荘だ。
ちょっと古い木造だが、約50年?程前から山の
 宿として営業
 していた。
 
 振り返ると、
 赤い鉄橋の
 向こうの山
 絶壁以外は
 雪がついて
 いる。大丈夫。絶対スキーできる。
宿到着は17:00頃。夕食は18:00だった。
 ありがちな・・刺身・てんぷらが主だが、
 一つ一つの完成度が高く、美味しい。
 (某HPにあった鹿鍋ではなかった・・。)

 蕎麦のフライの (具だくさんの)あんかけや、
 (←)ホッケに麹と米で味付けたもの
 (会津のニシンの山椒漬と同じ保存食?)は、
 美味・珍味!
客は4人グループと、一人が3人だった。(一人でも予約受ける訳だ・・・。)
4人は、今日は守門岳で 明日はムジナ沢から浅草岳に登るらしい。
隣の一人は、今日は谷川岳で 明日は黒姫らしい。
朝食はa.m.7:00なのだが、黒姫に行く人が6:00を希望し、私と4人グループもその時間にしてもらう事にした。
そういえば、大広間(兼食道)(某HPに書いてあった)熊の毛皮が無い。猫が粗相して、人前に出せなくなったらしい。

「しまった、途中で昼食を買うのを忘れてしまった。」
翌・朝食時に、別途オニギリ作成をお願いした。
自車で大自然館(↓)(現在閉館)まで行き、そこの駐車場(40台?)に駐車した。
 直後に6人?グループが到着、準備万端で、
 私より先に出発した

 準備に手間どりつつ
 私も、a.m.7:23出発!
 
 しばらく、ネズモチ平
 口への林道(→)を
 進む。
白崩川にかかる橋の直前で、
右の作業道に曲がり、進む。

 道のS字カーブ
 の登りで、スノー
 シューの人々は
 ショートカットして
 登っていたが、
 山スキーの私は
 道なりに進んだ。


やがて、白崩川沿いの道はまっすぐになり(→)、


左を見下ろすと、白崩川の滝(↓)が見えた。
昨日午後からの雪で、小枝が白く薄化粧し
美しい風景だった。

やがて、
(林道レベルの)作業道が終わる(→)。

3人グループが追いついてきた。
ラッキー! この人達を道案内にして、後を
ついて行こうっと♪
(もっと前の人の踏跡もありますが・・。)

そのまま、まっすぐ前方向へ、
小さな谷間を利用して、クネクネと登る。

クネクネと登る。

何だか、私のシールは効きにくい。
皆はスキー平行なまま 真っ直ぐ登るのに、
私はスキーを逆ハの字に開いて登りたくなる。

コースとしては、杉林の右縁を登る感じだ。
(時に杉林の中だが、数m右に右縁が見えて
 いる。)
右斜め前に、(今までより)広く長い谷間が見えてきた所で、正面の杉林の小さい尾根に乗り進む。結局その尾根も右山腹を進んでいた。
(↓)左45゜ぐらいに、まっすぐの、道っぽい登りが見えた。
 左を見ると、守門岳等(↓)が、良く見える。
 
(実は、この斜面を登りきった所が、(下り時に私が間違えた)ポイントである。)

(左写真)突き当たりの杉は小さい谷間で、その向こうが目標の尾根だ。
写真最奥のドーム状(半球状)の斜面を斜上して、目標の尾根に取りつく。
3人はな斜めに真っ直ぐ目標の尾根へ向かった。私は・・・、何だかシールの効きが悪い感じで 滑り落ちそうで、傾斜を緩めるために、Z字を描くように登った。

ドーム状斜面のピーク(小さな平原)に出て、左の尾根に取り付いた。

そんなに磨り減ったシールでもないんだがな〜・・・。他の人のフォームと見比べると、私は前かがみで つま先体重になり、ストックにも荷重を分散している。
**後で考えるに、**
**直立して歩幅を小さくして足裏全体に体重かけると良いかな?**
(それって、雪の街中の歩きかたの基本じゃん。それはできてるんだけど・・・)



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